Nona's room
2024/11/15 (Fri)
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2013/09/23 (Mon)
秋の夜長のミステリー「暗き炎」C.J.Sansom "Dark Fire"
イギリスのミステリーはクリスティーの作品を始めよく読んでいますが、16世紀のイギリスが舞台の作品は今回が初めて!惹き込まれました。チューダー王朝の弁護士シャードレイクが主役のミステリー。この頃日本では戦国時代、音楽の世界では改革派(カルバン派)教会の為の「祈りと宗教歌の形式」が出版。ヨーロッパでは、ジュネーブに戻ったカルバンが宗教改革に着手した、そんな時代でした。「暗き炎」の中でも、人々が車の代わりに馬に乗り、テレビや新聞の代わりに木版画が刷られた新報が街で配られます。ヘンリー八世の周りに実在した人物も、物語に登場。架空の人物と実在した人物がクロスしながらの展開も、読みどころの一つ。原書は2004年の作品です。
"Dark fire"is a crime novel by British author C.J.Sansom.It is his second novel released in 2004.Set in the 16th Century during the reign of Tudor King Henry the 8th.C.J.Sansom was born in 1952 in Edinburgh,Scotland.He practiced in Sussex as a lawyer for the disadvantaged,before quitting in order to work as a writer.This novel brings to life the sounds and smells of Tudor England.I loved reading it.
PR